お祝いギフトのマナーについて~胡蝶蘭はどのようなお祝いで贈ってもいいの?

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お祝いギフトのマナーについて~胡蝶蘭はどのようなお祝いで贈ってもいいの?

結婚祝いをはじめ、お祝い事がいっせいに重なる時期。お祝い事が生じるたびに、その都度頭を悩ませるのがギフト選びです。

 

ギフトは、お祝い事の種類に合わせて適切なものを選ばなければなりません。また、ギフトの選び方だけでなく、贈り方を間違えると相手に不快感を与えてしまうことがあるため、贈り方には十分に注意したいところです。ここでは、そんなお祝いギフトの基本的な選び方に加え、贈る際のマナーについてもご紹介します。

 

 

■お祝いの種類にはNGアイテムが存在する?

お祝いの種類にはNGアイテムが存在する?

お祝いには、その種類ごとに贈ること自体がタブーとされる“NGアイテム”があります。例えば、毎日の料理に欠かせない包丁は、結婚祝いの品として贈ってはいけません。理由は至ってシンプルで、包丁は「切れる」という言葉を連想するからです。同様に陶器・磁器などの「割れる・壊れる」ことが連想されるものもタブーとされています。

 

ほかにも、お祝いの品に相応しくないアイテムはたくさんあります。例えば、新築祝いや開店・開業祝いでは、「火事」や「赤字」を連想させる“赤いもの”やライター、灰皿がNGです。いずれにせよ、受け取る側がどのようなイメージを抱くか、配慮しながらギフトを選びましょう。

 

また、相手との関係性・距離感によってタブーとされるアイテムも少なくありません。例えば、商品券・ギフトカードは贈り物の定番ですが、上司をはじめとする目上の人間に対しては「見下している」というイメージを持たれる可能性があります。このほか、印鑑には「自立を促す」、ベルトには「腹をくくれ」という意味があることから、これらのアイテムを目上の人に贈るのはNGです。

 

余談ですが、気軽に贈れるギフトとして「お茶」も人気があります。しかし、日本茶は古くから香典返しに使われることも多く、お祝いの品としては敬遠されがち。もし、お茶を贈るのであれば紅茶やハーブティにしておくのが無難です。相手からリクエストされた場合は除いて、上記のアイテムは避けるようにしましょう。

 

 

■胡蝶蘭をお祝いで贈る際のマナーは?どんなシーンで贈ってもいいの?

胡蝶蘭をお祝いで贈る際のマナーは?どんなシーンで贈ってもいいの?

開店・開業祝いをはじめ、古くよりお祝いギフトの定番となっている胡蝶蘭。とても優美で美しい花ですので、お祝いの席を盛り上げる品として、非常に喜ばれるギフトです。そんな胡蝶蘭がタブーとなるお祝い事はありません。

 

基本的に胡蝶蘭は、相手が誰であっても、どのようなお祝い事であってもタブーにはなりません。しかし、胡蝶蘭ギフトの選び方には、少し注意する必要があります。

 

例えば赤色の胡蝶蘭。赤色は“おめでたい色”として人気ですが、「火事」や「赤字」を連想させますので、新築祝いや開店・開業祝いには向いていません。胡蝶蘭であっても、開店・開業祝いには赤色を選ばないように注意しましょう。

 

逆に、色さえ注意すれば、胡蝶蘭はどのようなシーンでも喜ばれるお祝いギフト。定番の白い胡蝶蘭は結婚や出産祝いに喜ばれますし、開店・開業祝いにもうってつけです。

 

ここまでご紹介したように、お祝いギフトの選び方にはいくつものマナーやタブーがあります。近年では、これらの要素を気にしない方が増えているものの、せっかくの贈り物ですので、可能な限り配慮した方がよいでしょう。

万が一、ギフト選びに迷った時は、幅広いシーンで喜ばれる胡蝶蘭などの定番アイテムがおすすめ。仕事などが忙しく、贈り物選びの時間を確保できないという方は、ネット通販でも胡蝶蘭を購入できます。シーンに合わせてサイズと色を選び、ギフトとして胡蝶蘭を贈りましょう。

 

 

 

お祝いに胡蝶蘭が贈られる理由と大人の贈り方マナー大全集

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